福岡県柳川市の空き家のリフォームや解体補助金と空き家管理代行の紹介

柳川市の空き家問題や管理代行サービスの現状とその重要性

空き家問題の現状とその重要性

空き家は日本全国で増加しており、柳川市も例外ではありません。令和5年住宅・土地統計調査における全国の空き家数は900.2万戸、空き家率は13.84%でした。柳川市の空き家数は3770戸、空き家率は13.78%です。空き家の増加に伴い、地域の治安悪化や資産価値の低下など、さまざまな社会的問題が浮き彫りになっています。特に、古くから住んでいた地域での空き家が放置されることは、近隣住民の生活環境に大きな影響を与えます。これらの問題を解決するために、空き家管理が重要となり、その一環として補助金制度の活用が注目されています。

空き家管理代行サービスとは?

空き家管理代行サービスとは、空き家を所有している方の代わりに、空き家の清掃や点検、修繕、管理業務を行うサービスです。八女市では、地域の特性に合わせた空き家管理のニーズが高まっています。特に、遠方に住む空き家所有者や高齢の方々にとって、管理業務を自分で行うことは困難であり、代行サービスを利用することがますます一般的になっています。

空き家の補助金とは?

空き家を適切に管理するための支援として、多くの自治体が補助金制度を導入しています。柳川市でも、空き家の管理や活用を促進するための補助金が提供されており、これを上手に活用することで、管理費用の軽減やリフォーム費用の一部を支援してもらうことが可能です。

柳川市のリフォームや解体補助金や制度の概要

柳川市では、空き家を適切に管理し、地域社会に役立てるための補助金制度を提供しています。具体的には以下のような補助金があります。

1. 柳川市木造戸建て住宅性能向上改修等補助金(性能向上改修工事)

柳川市では、震災に強いまちづくり及び脱炭素社会の実現に資することを目的に、木造戸建て住宅の性能向上改修工事に要する費用の一部に補助金を交付しています。

補助対象住宅

 次のすべての要件を満たすものが対象となります。

  • 柳川市内に存在する2階建て以下の木造戸建て住宅
  • 昭和56年5月31日以前に建築又は工事着工したもの
  • 耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満であること
  • 現に居住者がいること(※当該工事後に居住する予定者がいる場合はこの限りでない)
  • 補助金の交付を過去にうけていないこと
  • 耐震改修工事及び省エネ改修工事により建築基準法及び関係法令の規定に違反するものでないこと
  • 法人が所有するものでないこと

補助対象者

 次のすべての要件を満たす方が対象となります。 

  • 住宅の所有者(※所有者以外の場合、所有者の承諾を得たもの)
  • 補助金の交付を過去に受けたことがないこと
  • 本市の市税を滞納していないこと
  • 暴力団の構成員でないこと 

補助対象工事

 次のすべての要件を満たす工事が対象となります。

  • 耐震改修工事

     建物全体又は1階部分の上部構造評点が1.0以上になるよう補強する工事及び耐震設計

  • 省エネ改修工事

     開口部、躯体等の断熱化、設備の効率化等、省エネ性能の向上が図られる改修工事

補助金の額

  1.  耐震改修工事に要する費用の40%(上限60万円)
  2.  省エネ改修工事に要する費用の25%(上限20万円)

           上記1及び2の金額の合計で【最大80万円】

              ただし、1,000円未満の端数を切り捨てた額とする。

提出が必要になりますので、余裕を持って申請が必要。

2. 柳川市木造戸建て住宅性能向上改修等補助金(建替え等に伴う除却工事)

柳川市では、震災に強いまちづくり及び脱炭素社会の実現に資することを目的に、木造戸建て住宅の建替え等に伴う除却工事に要する費用の一部に補助金を交付しています。

補助対象住宅

 次のすべての要件を満たすものが対象となります。

  • 柳川市内に存在する2階建て以下の木造戸建て住宅
  • 昭和56年5月31日以前に建築又は工事着工したもの
  • 耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満であること又は、耐震診断調査票で倒壊の危険性があると判断されたもの
  • 現に居住者がいること
  • 補助金の交付を過去にうけていないこと
  • 法人が所有するものでないこと 
  • 所有権以外の権利が設定されていないもの
  • 公共事業に伴う移転、建替えその他の補償の対象となっていないもの

補助対象者

 次のすべての要件を満たす方が対象となります。 

  • 住宅の所有者(※所有者以外の場合、所有者の承諾を得たもの)
  • 補助金の交付を過去に受けたことがないこと
  • 本市の市税を滞納していないこと
  • 暴力団の構成員でないこと 
  • 除却工事後、耐震性が確保された住宅等に住替えすること

補助対象工事

 次のすべての要件を満たす工事が対象となります。

  • 家屋の除却(解体)工事

     ※家財道具の処分、庭木等の外構撤去は補助の対象には含まれません。

補助金の額

  下記1と2のいずれか低い方の額の23%に相当する額とし、【最大30万円】

  ただし、1,000円未満切り捨てた額とする。

  1.  補助対象住宅の解体及び撤去に要する費用
  2.  補助対象住宅の耐震改修工事に要する費用(※見積又は国が定めている経費により算定)

3. 柳川市老朽危険家屋等除却促進事業について

補助の対象となる家屋等

周辺の住環境等を悪化させ放置されている木造若しくは軽量鉄骨造の建築物又はその部分で柳川市の定める判定基準値を超えるもの等が対象となります。【※倉庫は対象になりません。】

ただし、所有権以外の権利が設定されているもの(権利を有する者からの承諾を得たものを除く。)は対象外です。

補助の対象費用・補助金額

対象費用については、補助の対象となる家屋等の除却及び処分に要する費用が対象となります。補助する金額については、対象費用に2分の1を乗じて得た額以内とし、45万円を限度とします。ただし、1,000円未満の端数があるときは、切捨てとなります。

4. 柳川市空家家財道具等撤去促進事業補助金について

住まえるバンクに登録されている、1年以上居住していない空き家の家財道具等の撤去費用を補助しています。

補助対象物件(すべて満たすこと)

  • 住まえるバンクに登録されている空き家
  • 1年以上居住していない空き家

補助対象経費

  1. 家財道具等(一般廃棄物および特定家庭用廃棄物)の処分に要する経費
  2. 家財道具等(一般廃棄物および特定家庭用廃棄物)の収集・運搬に要する経費 ※
  3. 敷地内の樹木伐採・草刈り等に要する経費 ※※
  4. 補助対象物件内の清掃に要する経費 ※※

※柳川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例施行規則第6条に規定する一般廃棄物収集業者の許可を受けているものが行うもの

※※柳川市内に事務所または事業所を有する者が行うもの

補助金額

補助対象経費の2分の1(上限10万円)

※1,000円未満の端数は切り捨て

5. 柳川市住まえるバンク制度について

柳川市内の空き家(住宅のみ)情報を、市公式 HP で提供しています。

制度の流れ<空き家の登録から契約成立まで>

1 空き家の所有者が、空き家を登録 【 登録条件 】
・住宅であること
・不動産事業者と媒介契約をしていること
【 登録方法 】
次の書類を揃えて提出
・住まえるバンク登録申請書(様式第 5 号)
・住まえるバンク登録カード(様式第 6 号)
・土地および家屋の登記事項証明書
・物件資料(市 HP に掲載するチラシ)
2 市で内容を審査後、市 HP 掲載
3 住宅を探す人が、情報を閲覧 【 条件に合う物件がみつからない場合 】
1) 希望物件リクエスト申請書(様式第 10 号)を提出
2) (※)登録事業者に、物件情報の提供を依頼
3) 提供された物件情報を、申請者へ提供
(※)登録事業者とは
住まえるバンク制度にご協力いただいている不動産事業者
4 契約成立、市 HP から情報削除 【 契約が成立したら 】
空き家の所有者(または媒介契約をしている不動産事業者)は、契約成立の内容(契約日、売買・賃貸の別など)をすみやかに報告する必要がある。

空き家管理代行サービスと補助金活用のメリット

空き家管理代行サービスを利用することで、所有者は安心して空き家の管理を任せることができますが、さらに補助金制度を活用することで、その費用を一部軽減することができます。以下のメリットがあります。

1. 費用の負担軽減

補助金を活用することで、リフォームの費用を削減することができます。これにより、空き家所有者はコスト面での負担を軽くし、必要な管理や修繕を効率よく進めることができます。

2. 空き家の価値向上

適切に管理され、リフォームが施された空き家は、その資産価値が向上します。補助金を利用して空き家を改善することで、将来的に売却や賃貸に出す際に、より高い価格で取引される可能性があります。

3. 地域貢献

空き家の管理や利活用が進むことで、地域の治安や美観が改善され、住民にとっても安心な環境が提供されます。柳川市においては、空き家の管理が地域社会への貢献につながり、持続可能な町づくりに寄与することができます。

空き家管理代行業者の選び方

空き家管理代行業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。

  1. 信頼性:信頼できる業者を選ぶことが大切です。
  2. 提供するサービスの内容:代行業者が提供するサービスの範囲や内容をしっかり確認し、自分のニーズに合った業者を選ぶことが重要です。
  3. 補助金申請のサポート:補助金申請に関してサポートを提供している業者であれば、手続きがスムーズに進むため便利です。

柳川市での空き家の管理は筑後空き家管理サービス合同会社にお任せください。

当社は福岡県久留米市を中心に筑後地方で空き家の管理代行を行っています。

地域密着型のため、低料金かつ充実したサービスを行うことが可能です。

当社は除草作業込みで空き家を管理しております。金額も基本コースで月に5000円です。

ご見積もりは無料ですのでご気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

chikugo